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強まる管理・監視社会
1. 監視社会の現状
 
(1) 情報の収集・集約・蓄積技術の高度化
(監視カメラ、Nシステム、盗聴等)
(2) 個人・民間レベルでも高度化
(防犯カメラ、携帯電話等)
(3) 公権力の監視、個人・民間の公権力への情報提供に十分な規制なし
規制のないことから更に強まる監視
人間Nシステム(顔認証システム)の導入など
2. 監視をすすめる論理-安全と利便性
 
(1) 安全
テロ防止
国際犯罪防止
凶悪犯罪防止
(2) 利便性
一枚のカードで
一台の携帯で
しかし、そこに集約される情報が悪用されると
3. 監視社会の危険性
 
(1) 監視だけで犯罪は防げない
(2) 権力の監視は、権力に都合の悪い市民活動を萎縮させる
(3) 監視そのものが、市民の自由・権利の侵害
4. 監視をめぐる裁判
 
(1) 西成監視カメラ訴訟
(2) 住基ネット訴訟
5. 警察主導の市民相互監視体制
 
(1) 民間防犯カメラの設置と警察への提供
(2) 国民保護法
(3) 新入管法(新指紋制度の制定)
6. 更なる動き-密告社会へ
 
(1) 共謀罪制定の動き
(2) ゲートキーパー法制定の動き
(3) IC在留カード制度の動き など
7. 対抗する論理
 
(1) 自由を守る為に、自由を奪われてはならない。
何よりもまず個人の尊厳・自由の確保
(2) プライバシー権、公権力から管理されない自由、反監視権
(3) 市民による安全な地域社会の確立へ
(4) 集約される情報の管理等の適切な規制
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